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劉禅「封兄!遊びにきちゃった!」
劉封「禅、こんな所にきちゃ、また叱られるよ」
劉禅「叱られたって平気だよ。ねぇ、封兄。封禅っていう儀式、知ってる?」
劉封「封禅?知らないよ」
劉禅「亮に、教えてもらったんだ。封は天に感謝する儀式で、禅は地に感謝する儀式なんだって」
劉封「へぇ。禅は頭がいいなぁ。」
劉禅「天と地に、王が即位した事を知らせる意味合いもあるみたいなんだ、だからさ、封兄―――」
趙雲「劉禅様!!!」
封・禅「!!」
趙雲「またこのような所に来られて。お父上も嘆かれますよ」
劉禅「だって、封兄と話がしたかったんだ」
劉封「趙雲殿、禅を叱らないで下さい」
趙雲「劉封殿、劉禅様はいずれは国を継ぐお方。貴方も彼に従う事になるのです。“禅”などと、気安く呼ばれては、示しがつきません」
劉禅「子龍、封兄はいいのだ!」
趙雲「劉禅様、血の繋がっていない者を兄と呼ぶべきではありませんよ」
劉禅「子龍・・・・・・」
趙雲「劉禅様、さぁ帰りましょう」
劉禅「うん。でも、子龍。最後に封兄・・・劉封に挨拶をさせて。」
趙雲「・・・一分だけですよ」
劉禅「ありがとう子龍!」
劉禅「ごめんね、封兄。子龍は本当はとっても優しいんだ」
劉封「うん、わかってるよ、禅」
劉禅「封と禅って儀式はね、二つ揃ってないと意味がないんだ、だからね、封兄」
趙雲「劉禅様、一分経ちましたよ」
劉禅「だから・・・」
ずっと一緒にいてほしいんだ
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趙雲は劉禅派の人間だから、劉封嫌いだろうなぁと思って書いてみた。
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